害虫

網戸と害虫①(蚊・ハエについて)

私達が住む地球には、たくさんの虫が生息しています。その中には、一般的に「害虫」と呼ばれる虫もいて、人々から問題視されています。普通の生活を送っていても、この害虫には何かと悩まされることが多く、何らかの対策が必要です。

害虫ってどんな虫?

「害虫」とは、私達人間や、人間の暮らしに害を与える虫の総称です。蚊やノミ、ハエ、ウンカ、アブラムシなどの虫が該当します。害虫のほとんどは昆虫類に属しますが、ダニや人体寄生虫など、昆虫ではない虫を「害虫」と呼ぶこともあります。

ある人が「害虫」と呼ぶ虫が、別の人にとっても害虫にあたるとは限りません。例えば害虫の中には、人間ではなく農作物に対して、害を与える虫がいます。農作物に害を与える虫は、農作に関わらない人にとって害虫という意識はありませんが、農作に関わる人にとっては間違いなく害虫です。

このように、どの虫が害虫であるかは、人によって変わる場合があります。

一方で生活様式に関係なく、多くの人に害を与えるような害虫もいます。次のような虫が代表的です。

蚊の種類

ハエ目に属する昆虫で、世界に約3,200もの種類が存在します。そのうちの約80種類は病気を媒介します。つまり、人間の体に病気の原因を運んできてしまうのです。蚊によって媒介される病気が原因で亡くなる方も多く、人間にとってもっとも有害な害虫と言われています。病気にならなくても、蚊に皮膚を刺されると唾液が注入されてアレルギー反応を起こすことから、痒みを感じます。

約3,200種類も存在する蚊ですが、日本ではまだ100種類程度しか確認されていません。このうち、私達の生活に関係しているのは10種類です。

蚊といえば、「血を吸う」というイメージが強いかと思います。しかし、実際には3,200種類のうち、4分の1の約800種類は血を吸いません。ちなみに蚊が血を吸うのは、卵を成熟させるためです。主食ではないので、卵を成熟させる必要がない雄は吸血しません。

蚊は草むらやヤブ、水が溜まりやすい場所に多く生息しています。また暗い場所や風通しの悪い場所では、繁殖しやすいと言われています。近くに水場があると、蚊が大量発生する原因になるので、バケツや空き缶などに水が溜まっているのを発見したら捨てましょう。

ハエ

ハエ

蚊と同じくハエ目に属する昆虫で、小さな胴体と翅を持ち、飛翔能力に優れています。世界に約3,000種類が存在し、日本には約60の科がいるようです。住居で見かけるのはイエバエ科、クロバエ科、ニクバエ科の3種です。

ハエは、ゴミや動物の死骸、便など、人間にとって大変不衛生な場所を餌場として成長します。このため体表にはウイルスや細菌などの病原微生物が多く存在しています。蚊と同じように病気を媒介するため、害虫として扱われるのです。

ちなみにハエの動作として、手足を擦る仕草が有名です。ハエをモチーフにしたキャラクターにも、手足を擦る動作をするキャラクターが多く見受けられます。ハエの足は、味覚を感じる感覚器官の役割を持っています。感覚器官を清潔に保つために、ハエは手足を拭っているのです。

ゴキブリ

ゴキブリ

昆虫綱ゴキブリ目に属する虫で、とても強い生命力を持ちます。全世界に約4,000種が存在し、このうち日本で知られているのは約50種類です。

不衛生なイメージがあるゴキブリですが、蚊やハエのように特定の病気を媒介することはありません。ただし菌やウイルスなどの病原体をまき散らすことがあり、間接的に病気の発症に関わっています。また紙や布製品、ゴム、プラスチック製品などを食い荒らすことから、害虫と呼ばれています。

本来、ゴキブリは熱帯雨林に生息する虫でした。しかし雑食性の強い種が、人間が生活する環境に進出して、現在に至ります。暖かく湿気のある環境を好むため、日本では南日本に特に多く生息しています。

害虫による害ってどんなものがあるの?

ここからは、害虫によって引き起こされる被害の一例を、より詳しくお伝えします。

病気や感染症を引き起こす

害虫による病気

蚊やハエのような害虫は、体の表面に病原体が付着しています。刺されたり、嚙まれたりすることで病原体が体内に入り込んでしまい、病気や感染症を引き起こす恐れがあるのです。人間だけではなく、ペットが病気になる可能性もあります。

病気とは異なるものの、ケムシの一種であるドクガは体毛に毒があり、触れることで炎症を起こします。このように、病原体ではなく毒を有している害虫も多くいます。

農作物を食い荒らす

バッタ

田んぼや畑で栽培しているお米や野菜などを食い荒らして、農家に大きなダメージを与えます。身近な虫であれば、バッタが農作物を食い荒らす害虫に該当します。バッタ類の大量発生による災害を「蝗害(こうがい)」といい、深刻な場合は食糧不足や飢饉の原因になります。

バッタの他には、ウンカやナメクジ、カタツムリも農作物を食い荒らす害虫の一種です。特にウンカは稲に対しての害が大きいため、お米を主食とする日本では問題視されています。江戸時代に起こった享保の大飢饉や天保の大飢饉は、ウンカが原因だと言われています。

建物を食い荒らす

建物を食べるシロアリ

木造家屋に住む人々へ、よくシロアリの被害に対する警戒が呼び掛けられています。シロアリは害虫の一種であり、木材を食い荒らします。シロアリの被害は床下から始まることが多く、その後2階や3階にまで広がっていきます。シロアリによって木材が食い荒らされてしまうと、木材が穴だらけになり、耐久性に問題が生じます。中には木材を腐らせる種もいるとのことです。

以上で挙げたように、害虫は私達人間に、たくさんの害を与えます。一方で、実害はないものの心理的に不快感を与えることから、害虫と呼ばれている虫もいます。

生活様式にかかわらず、よく目にする蚊、ハエ、ゴキブリは、一見すると不快感を与えるだけの害虫に思えます。しかし前述したように、病気や感染症を引き起こすという、とても恐ろしい害をもたらします。心理的な不快感も強いため、侵入を防ぐような対策をしておくことをおすすめします。

網戸で害虫の侵入を防ぎましょう

人間の体に病原体を運び込んでしまう蚊やハエ、心理的に不快感を与えるゴキブリやクモ、ヤスデなどは、ドアや窓から侵入してくる可能性があります。だからといって、ドアや窓を一切開けずに生活することはできません。

ドアや窓には、網戸を取り付けておくのが安心です。網戸があればドアや窓を開けて空気を入れ替えている時でも、害虫の侵入を許しません。

網戸を取り付ける時は、タイプやサイズなど、取り付ける場所に合った商品をお選びください。取り付け場所に合わない商品だと、思ったような防虫効果が得られません。例えば玄関ドアなら玄関ドア用の網戸、片開き窓なら片開き窓用の網戸などがあります。

網戸の中には、密閉性が高く優れた防虫効果を持つ商品もあります。網戸自体の性能にも注目して取り付ける商品を選ぶことで、しっかりと害虫の侵入を防ぐことができます。

セイキの網戸は、大変種類が豊富です。ドア用の網戸から窓用の網戸まで、幅広い場所に取り付けられる商品をご用意しています。またプリーツ状のアコーディオン網戸や、巻き取りタイプのロール網戸など、形状も様々。用途や生活スタイルに合わせてお選びいただけます。

一部、密閉性を高めることで優れた防虫効果を備えた網戸もございます。害虫対策に網戸を取り付けるのであれば、ぜひセイキの網戸をご利用ください。