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【網戸のお手入れ方法】種類別網戸のお掃除方法を徹底解説!

網戸は、虫や花粉が家の中へと入ってくることを防いでくれます。室内に風を取り入れる時に欠かせません。しかし、網戸が汚れているとしっかりと換気ができず、「風を取り入れる」という目的を果たせません。

網戸を使い、室内にキレイな空気を取り入れるためには、定期的に網戸を掃除することが大切です。今回は、網戸が汚れる原因についてまとめつつ、網戸の掃除の仕方を解説します。これまで網戸の掃除をしたことがなかった方は、こちらのコラムを参考に実践してみてください。

網戸が汚れる原因は?

網戸の汚れ成分

遠目からだとキレイに見える網戸ですが、よく目を凝らして見ると、黒く汚れていることに気づきます。収納式を除く網戸は、窓を開けている時も閉めている時も、常に外気や雨風にさらされています。外気や雨風には、たくさんの汚れのもとが含まれているので、網戸にも汚れが付着してしまうのです。特に台風の後などは、汚れがひどくなります。

網戸が汚れる原因は、家の中にもあります。換気して室内の空気を排出する際に、料理をした時に発生する油汚れやたばこの煙、ハウスダストなどがネットに付着するからです。

室内外を併せると、網戸には次のような汚れが付着しています。

・土ボコリ
・花粉
・排ガス粉塵
・油汚れ
・タバコのヤニ
・室内のホコリ
・細菌
・真菌

掃除をしないと、これらの汚れが徐々に蓄積して窓ガラスやカーテンが汚れたり、網目に汚れが溜まって風が通りにくくなったりします。ひどい場合は、花粉症や呼吸器の症状が悪化する恐れもあります。網戸は定期的に掃除をして、キレイな状態をキープしなければなりません。

網戸掃除の頻度はどのくらい?

窓から外を眺める猫

網戸の掃除は、次の2回のタイミングで実施することをおすすめします。

1週間に1回

ホコリを払ったり、水拭きをしたりと、あまり時間をかけず、簡単な掃除をします。簡単な掃除でも、こまめにしておくことで、汚れの溜まるスピードを遅らせることができ、入念にお掃除する時の負担を軽減します。

半年に1回

半年に1回のタイミングでは、取り外しができる網戸はいったん取り外すなどして、時間をかけて丁寧な掃除をします。ここでしっかり汚れを落としておくことで、室内にキレイな空気をたくさん取り入れることができるようになります。

半年に1回の掃除におすすめの時期は、花粉シーズンが過ぎる5月と、台風シーズンが過ぎる10月です。花粉シーズンと台風シーズンは、いずれも網戸が汚れやすい時期。シーズン終わりに丁寧にクリーニングしておくことで、網戸の劣化も防ぐことができます。

網戸掃除の方法

ここからは、網戸掃除の仕方について、より詳しく解説していきます。一般の家庭に多い「パネル網戸」に加えて、「アコーデオン網戸」と「ロール網戸」の掃除の仕方についてもまとめました。

パネル網戸の掃除方法

ハタキで網戸の汚れを取り除く

1週間に1回の簡単な掃除であれば、外さず手軽に済ませるのがおすすめです。半年に1回、徹底して掃除をする時は、外してキレイに汚れを落としましょう。

1週間に1回の掃除方法~網戸を外さない方法

普段のお掃除では網戸を外さずに、ホコリ取り用のブラシやぞうきんなどでネットのホコリを取るだけで十分ですが、掃除機でほこりを吸い取ることもできますので、今回はその方法をご説明します。

《必要な道具》

・掃除機
・新聞紙orボール紙
・テープ
・ぞうきん(マイクロファイバークロス)

《手順》

①網戸の外側一面に、新聞紙やボール紙などをあてます。新聞紙やボール紙をあてることで、掃除機がホコリを吸い取りやすくなります。新聞紙の場合は、テープを使って貼り付けるのがおすすめです。片手が空いて掃除をしやすくなります。

②網戸の内側から掃除機をかけて、ホコリを吸い取ります。

③内側のホコリを吸い取り終わったら、今度は内側に新聞紙やボール紙をあて、同様に掃除機をかけます。

④最後に、水に濡らして軽く絞った雑巾で、残った汚れを拭き取ってくだい。この時、両側から挟むように拭き取ると、よりキレイになります。

半年に1回の掃除方法~網戸を外す方法

網戸を取り外して掃除する女性

パネル網戸は基本的に取り外せる構造にはなっていますが、マンションの窓や面格子のついている窓の網戸は簡単に外せませんので、無理に外さないでおきましょう。簡単に外せる場合は、外して洗うほうがよりキレイにすることができます。

《必要な道具》

・スポンジ
・ぞうきん(マイクロファイバークロス)
・中性洗剤
・歯ブラシなど細身のブラシ(サッシのレール用)

《手順》

①窓やドアから網戸を取り外し、お風呂場などの濡れても良い場所へと運びます。

②網戸全体に水をかけます。

③水に濡らしたスポンジに、ぬるま湯で溶かした中性洗剤をつけます。

④スポンジで網戸の両面をこすります。この時、縦、横、斜めと異なる方向へ、何度もこすることが大切です。戸車部分も汚れが付きやすいので、この時にキレイにしておきましょう。

⑤水で洗い流し、ぞうきんで水気を拭き取ります。

⑥網戸を乾燥させてから窓に取り付けますが、乾燥させている間に歯ブラシなどを使い、サッシの網戸レールに詰まったホコリや汚れを取り払っておくとよいでしょう。サッシのお掃除方法も後ほどご説明します。

※取り外しできない網戸の場合は、まず掃除機でホコリを吸い取ってから、2つのスポンジで網戸を挟むようにして、縦、横、斜めにこすってください。その後、ぞうきんで水気を拭き取り、乾燥させれば掃除が完了します。サッシの網戸レールのホコリや汚れもキレイにしておきましょう。

アコーデオン網戸の掃除方法

続いて、アコーデオン網戸の掃除方法をお伝えします。アコーデオン網戸は使わない時に収納できるため汚れにくいですが、パネル網戸と同様、普段からのクリーニングが大切です。

1週間に1回の掃除方法

《必要な道具》

・ハタキ
・ぞうきんorスポンジ(マイクロファイバークロス)
・掃除機

《手順》

①ハタキなどで軽くホコリを払います。

②ぞうきんやスポンジを軽く水に濡らして絞ります。

③ぞうきんやスポンジでネットの両側から挟み込むようにし、汚れを拭き取ります。この時、プリーツのラインに沿って、揉むように拭いてください。

スポンジで網戸を挟み込んで汚れを拭き取る

④網戸レールに溜まっているホコリやゴミ、ペットの毛などを、掃除機で取り除きます。

半年に1回の掃除方法

《道具》

・中性洗剤
・ぞうきんorスポンジ(マイクロファイバークロス)
・掃除機

《手順》

①中性洗剤をぬるま湯で溶かし、薄めます。

②ぞうきんやスポンジに、ぬるま湯で溶かした洗剤をつけ、軽く絞り、網戸を拭きます。

③拭き終わったら、今度は真水に濡らして絞ったぞうきんやスポンジで、洗剤を拭き取ります。

④きれいにネットをたたんで収納して乾かして下さい。

掃除機で網戸の汚れを取り除く

⑤網戸レールに溜まっているホコリやゴミ、ペットの毛などを、掃除機で取り除きます。

掃除機で網戸の汚れを取り除く

※一部のアコーデオン網戸は取り外しが可能です。取り外しが可能な場合、半年に1回の掃除では2~3の工程で、中性洗剤を使用した水洗いすることをおすすめします。

掃除機で網戸の汚れを取り除く

取り外し及び取り付けの際は、取り扱説明書で手順などをご確認ください。取り扱説明書がお手元にない場合、当社の商品であればこちらのサイトでダウンロードできます。

ロール網戸の掃除方法

ロール網戸は水洗いができません。カバーの内部に水が入ることで、スプリングがサビてしまう恐れがあるためです。ぞうきんやスポンジで汚れを拭き取る方法でクリーニングします。

1週間に1回の掃除方法

《道具》

・ハタキ
・中性洗剤
・ぞうきんorスポンジ(マイクロファイバークロス)

《手順》

①ハタキなどを使って、まずは室内側のホコリを軽く払います。

②水に濡らし、軽く絞ったぞうきんやスポンジで、室内側から網戸の汚れを拭き取ります。

③1~2を、今度は室外側から行います。室外側から網戸を拭く時は、必ず巻き軸の部分にぞうきんやスポンジをあてて、ネットを収納させながら拭きます。

④最後に、よく乾燥させて終了です。

半年に1回の掃除方法

《道具》

・ハタキ
・中性洗剤
・ぞうきんorスポンジ(マイクロファイバークロス)

《手順》

①ボックスカバーを取り外します。

※カバーの取り外し方の例は後述します。

②ハタキなどを使って、まずは室内側のホコリを軽く払います。

③中性洗剤をぬるま湯で溶かし、ぞうきんやスポンジにしみ込ませます。

④中性洗剤をつけたぞうきんやスポンジで、室内側から網戸の汚れを拭き取ります。

⑤汚れを拭き取り終わったら、今度は真水に濡らして絞ったぞうきんやスポンジで、洗剤を拭き取ります。

ぞうきんやスポンジで洗剤を拭き取る

⑥2~5を、今度は室外側を行います。室外側を網戸を拭く時は、必ず巻き軸の部分にぞうきんやスポンジをあてて、ネットを収納させながら拭きます。

室外側を拭く

⑦最後に、よく乾燥させて終了です。

ボックスカバーの取り外し方

ロール網戸のボックスカバーは、取り外しに少々コツがいります。ここでは、セイキのロール網戸を例に、ボックスカバーの取り外し方をご説明します。

・マドロール~横引きロール網戸
マドロールカバーの開け方

横引きロール網戸のボックスカバーは、ネットと重なっている金属部分を内側から強く押し、外側に回転させるイメージで外します。

・セロアⅡ~ロールアップ網戸
セロア網戸の洗い方

ロールアップ網戸のボックスカバーは、ボックス両端の下側にあるネジを外して、カバーを上方に回転させながら外します。

・PSR

PSRのように、ボックスカバーのみの取り外しができない網戸もございます。ボックスカバーのみの取り外しができない場合、ボックス正面にあるネジを外して手前に少しずらし、回転させるようにして本体ごと外します。

※ボックスカバーの外し方は一例です。お使いの商品によっては、異なる外し方をする場合がございます。

網戸掃除のポイント&注意点

網戸掃除のポイントと注意点

網戸の掃除をする時、ぞうきんの代わりに市販のマイクロファイバークロスを使うと、軽く水に湿らせる程度でキレイに汚れを落とすことができます。少々高めですが、繰り返し使うことができます。

反対に使ってはいけないのは、シンナー、ベンジン、アルコール、磨き粉、酸性・アルカリ性洗剤です。変色や劣化の原因になります。また、掃除の際に金属ブラシでネットやサッシをこすると、破損したり、キズがついたりします。必ずやわらかいぞうきんやスポンジを使ってください。

サッシの掃除も忘れずに

サッシの掃除

ここまで、網戸のネットの掃除方法について解説しました。ネットがキレイになれば、澄んだ空気を室内に取り込むことができます。しかし、「網戸の劣化を防ぐ」という面で見ると、ネットの掃除だけでは不十分です。ネットに加えて、サッシも忘れずに掃除をしましょう。サッシはホコリや汚れが溜まりやすい場所です。放置することで、カビやサビが生える原因になります。

それだけではなく、サッシはネットに比べて汚れが目立ちます。突然の来客時に慌てないよう、半年に1回のタイミングでネットと一緒に掃除をして、キレイな状態をキープしておくと良いでしょう。可能であれば、1週間に1回の掃除のタイミングでも、軽く掃除をしておくことをおすすめします。

網戸のサッシの掃除に必要な道具と、掃除の手順は次の通りです。

1週間に1回の掃除方法

《道具》

・ハタキ
・ぞうきん

《手順》

①ハタキで軽くホコリを払います。

②結露が生じている場合、ぞうきんを使って乾拭きをし、水気を拭き取ります。

半年に1回の掃除方法

《道具》

・掃除機
・扇風機orドライヤー
・マンゴーカットスポンジ、または歯ブラシなど細身のブラシ
・ぞうきん

《手順》

①結露が生じている場合、ぞうきんで拭き取り、扇風機やドライヤーの風をあてて乾燥させます。

②掃除機を使って、目立つ汚れを吸い取ります。

③切れ目の入ったマンゴーカットスポンジを、水に濡らして絞ります。

④マンゴーカットスポンジでレールの凸部分を挟み込むようにし、汚れを拭き取ります。歯ブラシのような細身のブラシでレールの溝を擦るのもOKです。

⑤ぞうきんを使って水気を拭き取ります。

サッシの掃除まですることで、気持ちの良い風を取り入れられるだけではなく、カビやサビの発生を防ぐことができます。いつまでもスムーズに開閉ができるので、長く快適に網戸を使い続けられます。

掃除をしてもキレイにならない!そんな時は網戸を取り換えましょう

網戸を外そうとする中年の男性

汚れがこびりついてしまっている網戸は、丁寧に掃除をしても、キレイにならないことがあります。どんなに掃除をしても網戸がキレイにならない場合、プロによるハウスクリーニングのサービスを利用する方法があります。しかし、あまりに古い場合、プロでも落とせないほど汚れがこびりついていたり、ネットに穴が開いていたりする可能性が考えられます。状態次第では、網戸の取り換えがおすすめです。

網戸を取り換える時は、次回の掃除のことを考えて、商品を選ぶことをおすすめします。例えば、掃除しやすく、清潔な状態を保ちやすいように開発された網戸があります。セイキの販売する「カートリッジ網戸」がその1つです。

「カートリッジ網戸」は、引き違い窓に取り付けられるパネル網戸の一種です。面ファスナーで固定する形で、サッシにネットを取り付けます。部屋の中から面ファスナーを剥がすだけで、室内側から簡単にネット部分だけを取り外すことができるので、掃除や交換がとても簡単です。1週間に1回、または半年に1回の掃除の負担を、大変軽くしてくれます。また、汚れたタイミングでさっと外して洗うこともできます。常にキレイな状態をキープすることが可能です。

ネットの種類は、小さな虫を防ぎやすく、見晴らしも良い24メッシュの「スッキリタイプ」と、ペットの引っかきに強い「ペット安心タイプ」から選べます。

カートリッジ網戸は、JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2017で開催された「日本DIY商品コンテスト2017」で、「経済産業省製造局長賞」と「人気投票第一位」を同時に獲得しています。2019年には、「NHKあさいち」にて紹介されたこともあります。掃除の手間を減らしたい方は、セイキのカートリッジ網戸を、ぜひご利用ください。

他にもセイキでは、豊富なラインナップの網戸をご用意しています。以下では環境や希望別に、おすすめのセイキの網戸をご紹介します。新しい網戸を選ぶ際の参考にしてください。

《花粉や汚れをしっかりブロックしたい》

引き違い窓に取り付けられる、パネル網戸の「フィルター網戸」がおすすめです。セイキのフィルター網戸は、1インチあたり網目200本の高密度ネットでできています。ミクロに織り込んだフィルターが、花粉・ホコリを80%以上カット。お部屋にキレイな空気を取り入れることができます。

花粉・ホコリの大半をカットしながらも、通気性は確保されています。花粉や汚れをしっかりブロックしつつ、風通しの良さも失いたくない場合にぴったりの網戸です。

《子どもやお年寄りが一緒に住んでいる》

ドアに取り付けられるアコーデオン網戸の「アルマーデフリー」や、横引きロール網戸の「ロールフリーIII」がおすすめです。どちらも下レールの高さが3mmのバリアフリー設計になっています。子どもやお年寄りでもつまずきにくく、スムーズに出入りができます。ベビーカーや車椅子を使うご家族がいる場合も、出入りの邪魔になりません。

「アルマーデフリー」も「ロールフリーIII」も、軽く横に引くだけで開閉できる点が魅力です。取り付け場所や家族構成に合わせてお選びください。

《ペットがいる・・・ 窓、引き戸には》

引き違い窓や玄関引戸に取り付けられる、パネル網戸の「ペット用網戸」がおすすめです。ペットがいるご家庭で使いやすいように、樹脂コーティングを施した特殊なネットを採用しています。耐久性が高く、ペットの爪による引っかきでも破れません。

さらに、大事なペットが誤って網戸を開閉してしまわないよう、安全ロックがついています。ペットの脱走などのトラブルを未然に防ぐことができます。

《ペットがいる・・・ 玄関、勝手口には》

折戸式網戸の「リリーブ」がおすすめです。リリーブはスマートで高級感あふれるデザインが魅力の網戸ですが、ネットの代わりにアルミパンチングパネルを採用している点が最大の特長です。樹脂製のネットではないので、ペットに引っかかれても破れる心配がなく張替不要です。

加えて風通しの良さやセキュリティー面にもこだわっています。外観に気を遣いつつ、快適にお使いいただくことが可能です。

網戸の掃除は、快適な暮らしを送るうえで欠かせません。お部屋にキレイな空気を取り込むために、必要なタイミングで網戸の掃除をしてください。

どうしても汚れが落ちない場合は、網戸の取り換えを検討することもおすすめします。お部屋に合った網戸に変えることで、日々の快適性を高めることができます。

セイキなら、お住まいの環境やご家族の希望にマッチする、ぴったりの網戸が見つかります。快適な暮らしを守るセイキの網戸を、ぜひご利用ください。