害虫

網戸と害虫②(害虫対策におすすめの網戸について)

私達の生活を脅かす害虫。害虫による被害を恐れず、安心して暮らすためにはどうすれば良いのでしょうか?

害虫対策には網戸がおすすめ

おすすめする女性

害虫対策をするなら、網戸がもっともおすすめです。網戸には、次のようなメリットがあります。

害虫の侵入自体をしっかりと防げる

害虫対策には、「予防」のためのアイテムを使うケースもあれば、「退治」のためのアイテムを使うケースもあります。害虫対策によく使われる殺虫剤は、「退治」のためのアイテム。つまり害虫が侵入してから効果を発揮するのです。害虫に気づいた時には、すでに被害を受けていたという可能性はゼロではありません。

害虫の「退治」ではなく、「予防」に効果的なのが網戸です。害虫の侵入自体を防げるので、知らないうちに被害を受けてしまっていたという心配を減らせます。害虫の侵入を防げるのは、虫が苦手で見るのも嫌という方にも嬉しいですね。

費用面の負担が少ない

殺虫剤は消耗品です。使用する頻度が高ければ高いほど、害虫対策にかかる費用の負担も大きくなります。かといって害虫が出たら、使わないわけにはいきません。

その点、網戸での害虫対策なら、費用がかかるのは最初の取り付けの時や、張替えの時だけです。開け閉めは何度でも自由にできます。害虫が多い地域にお住まいの場合、より費用面の負担を気にせずに害虫対策ができると言えるでしょう。

網戸は昔から害虫対策に用いられていた?

疑問を抱く女性

網戸が害虫対策に効果的であることは、歴史を見ても明らかです。網戸は、蚊やハエを防ぐための道具として、日本に広まったのです。

古来より蚊やハエは、人間にとっての害虫であり、嫌われている存在でした。昔の人々は蚊やハエを防ぐために、木や木の葉、ヨモギなどの草や布をいぶして、煙を起こしていたそうです。

そんな害虫対策の一環として、日本ではもともと「蚊帳(かや)」が使われていました。蚊帳は、奈良時代に中国から伝来した道具です。繊維を粗く織った布を、寝床を覆うように設置して使います。日本に伝来した当初は限られた人しか使えなかった蚊帳ですが、江戸時代後半から明治期になると、一般家庭にも普及していきます。

その後、昭和30年頃になると、窓枠にネットを張る「網戸」が登場しました。以降、この網戸が害虫対策の道具として、蚊帳の代わりに普及していきます。

虫よけに使われる蚊帳の代わりに広まった網戸。このことから、網戸が害虫対策に適していることが分かります。

健康面でも安心して使える網戸

健康的に体操する老人夫婦

網戸は、殺虫剤に比べて安心して使いやすいというメリットもあります。市販されている殺虫剤の主な成分は「ピレスロイド」と言います。実はピレスロイドは、神経系や免疫系、内分泌系に影響を与えるという研究結果があるのです。適量の使用なら問題はありませんが、それでも使わないで済めば、そのほうが安心ですよね。特に小さなお子様がいるご家庭だと、壁や床に付着した殺虫剤の成分を、お子様が誤って舐めてしまうことも考えられます。

薬品に頼らない網戸は、もっとも自然で安全な害虫対策の方法だと考えられます。ユーカリ、クローブ、レモングラス、ミントなどのハーブを窓際に置けば、防虫効果はアップします。薬品に頼らなくても害虫対策はできますので、網戸を上手に使ってください。

害虫対策に適している網戸の選び方

網戸から外を眺める女性

ここからは、害虫対策に適している網戸の選び方を解説します。害虫対策のために網戸を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

メッシュサイズは要チェック

害虫対策用の網戸を購入するのに、絶対にチェックしていただきたいのが「メッシュサイズ」です。網戸のメッシュサイズとは、1インチ(25.4mm)当りの網目の数を指します。メッシュサイズの数字が大きい網戸ほど、網目が細かく作られています。

家庭に取り付ける網戸だと、16~24メッシュが一般的です。網目1つ当りの大きさは、16メッシュだと1.30mm、24メッシュだと0.84mm。つまり16メッシュの網戸では防げない1mmの害虫を、24メッシュの網戸なら防げるのです。

蚊やハエの中には1mm程度の種類もいます。ヌカカやチョウバエ、センチクバエなどです。害虫対策を徹底するなら、24メッシュ以上の網戸を選ぶことをおすすめします。

形状はシーンに合わせて

購入する網戸を選ぶ基準の1つになるのが「形状」です。メッシュサイズほど防虫効果には影響しないので、取り付け場所に合わせてお選びください。

・アコーデオン網戸

楽器のアコーデオンのようにネットを畳める、プリーツ状の網戸です。開閉がしやすく、コンパクトに収納できます。ドア、窓のどちらにも取り付けられます。

対象商品例

・ロール網戸

上に巻き上げるか、横に巻き取る形でネットを収納します。ドア、窓のどちらにも取り付けられます。デザイン性が高く、コンパクトに収納できる点が高く評価されています。

対象商品例

横引きロール網戸
ロールアップ網戸

・折戸式網戸

扉が2つに折れて開閉します。主にドアに取り付ける網戸です。出入りの際に邪魔になりにくく、簡易錠が付く商品などもあります。

対象商品例

・パネル網戸

もっとも一般的な網戸です。サッシを縦、または横にスライドして開閉します。主に窓に取り付けられます。

対象商品例

窓の開け方次第では、網戸を閉めていても虫が入ってくる?

虫を見つけて嫌々捕らえている女性

網戸を取り付ければ、もう害虫に入られなくて安心…というわけではありません。窓の開け方を間違えていると、網戸を閉めていても害虫が侵入してきます。せっかく取り付けた網戸の効果を得られないのです。

窓を開ける時に注意してほしいのは、「網戸との間に隙間を作らない」ことです。例えば、涼しい時期は窓を全開にせず、半開きで過ごしているご家庭は多いと思います。この時、部屋から見て内側に取り付けられている窓と外側に取り付けられている窓、どちらを半開きにしていますか?

外側の窓を半開きにしてしまっていたら要注意です。部屋から見て左側(外側)に取り付けられている窓を半開きにしてしまうと、網戸と窓との間に隙間ができてしまいます。

窓を半開きにしたい時は、必ず部屋から見て右側(内側)に取り付けられている窓を開けてください。右側(内側)の窓なら、半開きにしても網戸との間に隙間ができないような設計になっています。窓を開ける時に意識してみましょう。

全開の場合は、網戸を閉めていれば、どちらの窓を開けても問題ありません。

掃除・張り替えで高い防虫効果をキープ

網戸を取り替える男性

網戸は雨風にさらされる場所に取り付けられていますから、時間が経つにつれて汚れたり、劣化したりします。時間経過によって網目が広がっていると、網戸を閉めていても害虫が侵入してしまう恐れがあります。網戸は適切な時期に掃除・張り替えをしましょう。

《掃除について》

入念に掃除をするのは半年に1回程度で問題ありません。網戸が汚れやすい花粉シーズンや台風シーズンが過ぎた頃に、網戸を外してしっかりと掃除をしましょう。

半年に1回の掃除以外には、週に1回、軽く掃除をすると、キレイな状態をキープしやすくなります。網戸の汚れを放置すると、経年劣化が進む原因になるので、時期を見てしっかりと掃除してくださいね。

《張り替えについて》

最近の網戸は丈夫で壊れにくくなっています。それでも5~10年に1回はネットの張り替えが必要です。年数が進むにつれてネット部分が劣化するので、糸が切れて網目が広がることがあり、害虫が侵入しやすくなってしまいます。

5年が経っていない網戸も、環境や掃除の仕方、開閉の仕方によっては劣化してしまいます。半年に1回の掃除のタイミングで網戸をチェックして、劣化していたら張り替えをしましょう。

網戸は害虫を防いで、私達の快適な暮らしを守ってくれます。セイキでは害虫対策にぴったりの網戸を取り扱っています。これから害虫対策用の網戸を購入するのなら、ぜひセイキの網戸をご検討ください。